小さいころから絵が好きでした。
実家が呉服屋で、家には色とりどりの反物がありました。
絹に描かれたり、刺繍されたりした呉服は衣服ではなく絵を纏うことだと思って育ちました。
大人になっても、例えば中国で書画を書いてもらったり、
ネパールで1週間毎晩仏画師のところに通ったり、
とにかく一点物の
人の手で描いたもの、書いたものが好きでした。
なんでもいいのではなく、質のいいものが好きです。
そして、モノを見る目はある方だと思っています。
そんな私が、ひょんなことで笑い文字を書き始めて2021年は10年目になります。
最初はなんとなく自分の楽しみに書いていたものを、
誰でもが書けるようにするために、
敢えてたくさんの「私だったらできるはずのこと」を削りました。
普遍的な笑顔とは何だろう?
誰でもが書ける法則は何だろう?
それをこの10年ずっと考え続けてきました。
笑い文字は、人に渡すものだからこそ、
それが上手であっても、下手であっても、感動的な場面はあります。
けれど、
質の良いものは、それだけで人を動かす。
本当に質の良いものと、気持ちと、場面が揃ったとき、
想像を超えた美しい心の動きが生まれることを私は知っています。
必ず喜んでもらえる自信があるとき、
一歩踏み出して相手に渡すことができます。
時として、それが人の人生を大きく動かすことがあります。
人生が赦されることがあります。
あなたが、自信をもって書いて、渡せること。
質の良いものを渡せることは、あなたの価値観を変えてくれます。
行動を変えてくれます。
その繰り返しが、人生です。
講座の期間はほんの2ヵ月ですが、
どうか人生全体でこの講座の価値を測っていただきたいのです。
あなた自身の人生を変えて、
あなたの人生と触れ合う誰かほかの方の人生に寄り添う文字が書ける。
あなたが人生ごと変えるするつもりなら、この講座は最高の時間になるはずです。