帰国しても、
「教え方を教えて」は、まだ続いていました。
そこで、
教え方を教えることになりました。
不思議なもので、
あれほど熱心に教え方を教えてと言った2人、
協会ができて1年2年と経つうち誰もいなくなりました。
でも、それがなければ
今の協会もなければ、たくさんの講師も、切手も、本も、
それから信じられないほどたくさんのご縁もないのですから。
そして、
笑い文字を習った人から習った人、
またその先の人から習った人に渡された笑い文字で
人生が変わる人も生まれなかったはずですから。
人の運命って、本当に不思議だと思います。
さて、
あきらめて
教え方を教え始めました。
最初は要点を口伝えで。
レポート用紙に5行でした。
それからだんだん、
1枚になり、2枚になり・・・。
そんな中、
わたしが「この人に講師になってほしい」と思う人がいたのです。
彼女は2013年のクリスマス前に、
うちの家にお泊りで笑い文字の教え方を習いに来てくれました。
(つづく)