背中を押さない

こんにちは。
感謝と喜びが循環する
筆文字コミュニケーション
笑い文字の廣江まさみ です。

今日の笑い文字は「背中を押さない 」。
世間では「背中を押してあげる」と言います。
でも、わたしは
背中は押さないことにしています。
声は掛けます。
手も取ることがあります。
でも、
背中は押さないと決めています。
ちょっと想像してみてください。
トンと背中を押したら、
押された方は確かに前にトトッと進む。
でもね、
本人の行きたかった方向に
進むわけじゃないんです。
押した人の行かせたかった方向。
その人の人生は
その人の決めたものだから、
尊重するし、聞くこともする。
でも、押さない。
押されたがる人は
また押されることを待つんです。
「誰か押してー!」って。
それで
押さないと、いじける。
強く押すと
わたしはしたくなかったのに、と言う。
おもしろいぐらい
同じことを言う。
自分の人生を自分で決めることを
応援したり、暖かく見守るのが
笑い文字の講師仲間。
それは
自分もそうやって
自分で決めてきた人たちだから。
誰も押してくれない、
自分で言わなきゃ何も始まらない。
「自分で決めるんだよ。」
講師の人、トレーナーの人はよく言う。
だからこそ、
「わたしは講師になります!」って
ふーっと吐き出すように宣言した人を
応援する。
それは以前の自分の姿だから。
キラキラした涙や、
緊張で手が震えていることすら
美しいなぁとわたしは思う。
一緒に泣く姿にいいなぁ、
大切な仲間たちなんだなあと思う。
今まで6年
いろいろな人が講師になったり、
次の段階に進もうとするときを見ている。
以前なら「ちょっと押すことも大切」と言った人も、今では押さないこと、待つこと、応援することの大切さを言う。
押す事は簡単なの。
やった気がするの。
押さないこと、待つこと
時期を見極めることは力がいる。
年末に向けて、
年賀状交流会で来年の宣言をする姿を見る。
続けざまに出張で
初めて私に会う人の
「これからこうなりたい」
「これを目指していく」という宣言を聞く。
勇気が要るだろうなぁ。
勇気がいるの知ってる。
でもね、
背中を押さないってことが
どんなに
その人を大事にしていることなのか
やがてきっとわかる時が来るんだ。
待ってることの大変さが
やがてわかる日が来るんだ。
今は、
そんなトレーナーが
たくさんいてくれる。
この1年は
なんだかとっても良い1年だったなって思うんです。
なんだか自分のことばっかり
ずっと喋ってる今朝のブログ
最後まで読んでくれてありがとう。
急に寒くなってきました。
暖かくして
心優しい毎日を。