こんにちは。
おはようございます。
感謝と喜びが循環する
筆文字コミュニケーション
笑い文字の廣江まさみ です。
今日の笑い文字は「 バルタン星人の物話」。
なんだ、そりゃ?ですよね。
はい、あのウルトラマンと戦うバルタン星人です。
わたしね、
「あの人がひどいんです」っていう話を聞く度に、この「バルタン星人の物語」を思うんです。
私たち地球人から見れば
バルタン星人って悪者じゃないですか?
ウルトラマンは、いつも
遠い星から私たちの危機を察知して
3分間の死闘を繰り広げてくれます。
ウルトラマンは正義の味方です。
ところで、あなたは
バルタン星人のことをご存知ですか?
彼らは、もともと
バルタン星という星に住んでいました。
高度な文明の星です。
ところがある狂った科学者が
星を破壊してしまい、
生き残った数億人のバルタン星人たちは
高度な科学技術で、
本来50メートルの身体をミクロ化したり冷凍保存して
宇宙船で安住の地を求めて
さまようことになるのです。
あれ?バルタン星人
なんか可哀想じゃない?
そして、生息に適した星が見つかります。
それが地球。
バルタン星人は50メートル、
人間は160センチ。
人間換算すると、
虫ぐらい?
あれ…?
そこに住もうとするって
本当に悪者かな。
人間は虫のいる土地に住むのに
こんなに邪魔されるかな?
もし、ウルトラマンが来なければ
その土地に共存って可能じゃないかな。
ウルトラマンが来る度に
人間が築いたビルは壊れる。
たまーに3分だけ来る。
ずっと守ってくれるわけじゃない。
あれ?
バルタン星人って
野蛮じゃないよね。
面白がって人間を潰してるわけじゃないよね。
仲間達が暮らす土地が欲しいんだよね。
あれ?
本当に悪者なんだろうか?
人から見たら悪者かもしれない。
バルタン星人から見たらウルトラマンこそが悪者かもしれない。
何がいいたいかというと、
物語はその立場によって違うということ。
野球ですら、
ピッチャーとバッターで
それがストライクかどうか、基準があやふや。
あの1mを判定する審判が必要。
「あの人がひどいんです」
うん、双方の理由を聞いたかな?
物語は主観でできてる。
「バルタン星人の物語」は
いつもそれを思い出させてくれる。